縁切り作業とは? いぼり
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縁切り」とは?
屋根自体には雨や水分が内部に侵入しない様な防水性が必要ですが、湿気や水分といったものはどうしても屋根内部に入り込んでしまいます。
その屋根内部にある水分や湿気を外に逃がす「通気性」を保つ工事が「縁切り」です。
屋根塗装を行う際に、屋根の隙間を塞がない様にする工程で、屋根塗装の際最も重要な作業のひとつです。
縁切りを行わないと雨漏りの原因にもなり、屋根塗装の工程の中で「縁切り」を行うタイミングも重要になってきます。
カラーベスト屋根材は下から噴いているのですが、通常塗装前は1mm、2mm隙間が開いているのですが、屋根塗装を行うとその部分が埋まってしまいます。
埋まってしまうと、屋根の中に溜まった湿気や水分の逃げ道が無くなり、中で水が溜まり雨漏りの原因にもなります。
隙間を開ける事で「通気」させなければいけません。
縁切りにはいろんな工法があるのですが、昔は塗装後に「専用の道具」や「ヘラ」や「カッターナイフ」などで隙間を開けて行っていました。
一般的には屋根塗装の中塗り施工後に隙間を全部開けて、上塗り塗装時には、この隙間に塗料が入らない様な塗り方をします。
現在では6割位の塗装屋さんが「タスペーサー」という縁切り部材を使用していると思います。
タスペーサーが使用出来るのはカラーベスト屋根です。
屋根塗装工事の途中段階でタスペーサーをはめ込んで行きます。
こうする事で塗装した後でも、隙間を確保出来る仕組みになっています。
元々タスペーサーが入らない屋根もありますし、痛みの激しい屋根にはタスペーサーが入りませんので、こういった点を屋根診断の際に確認します。
使用する塗料によっても縁切りするタイミングが変わってきますし、吹き付け塗装の場合縁切りは必要無い場合もあります。
「モニエル瓦で吹き付け工事」の場合ですと、そこまでの縁切りが必要ないなど、いろんな状況を見て判断する必要があります。
トタン屋根は板金で板を折ってあったりという構造でそれなりに隙間が確保出来ていますので、縁切りは必要ありません。
こういった屋根の状況を見て判断して、最終的に塗装が終わった後でも、隙間を確保出来ていないといけません。
塗装する前に、タスペーサーを入れてから塗装する会社もありますが、あまり早い段階で入れてしまうと、タスペーサーを入れたからといって、何回塗っても隙間が確保出来ている訳ではありません。
折角タスペーサーを入れたのに、塗装で埋まってしまうという可能性もありますので、タイミングも重要です。
一般的には下塗り材プライマーやシーラーを塗ってからタスペーサーを入れるケースが多いです。
中には厚膜が付く塗料もありますので、そういった場合は上塗り施工前にタスペーサーを入れる事もあり、ケースバイケースです。
「塗装完了後に隙間を開ける」という目的をしっかり持っている業者であれば、考えれば縁切りのタイミングは自ずと判断がつくと思うのですが、「作業をいかにしてやりやすくするか」という考えの業者ですと、縁切りのタイミングを誤るケースも中には出てきて意味が無くなってしまいます。
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