【福島市】スレート瓦の塗装について(渡邉)| 郡山塗装|福島市・伊達市・二本松市・本宮市・国見町の屋根塗装&雨漏り補修、屋根リフォーム専門店郡山塗装、適正価格で評判の見積もりを実現
福島市・伊達市・二本松市・本宮市・国見町・その他地域で屋根塗装工事をお考えの皆さま。
プロタイムズ福島店 郡山塗装の渡邉です。
最近、天気の良い日が続いておりますね!
お出かけ日和でどこかにお出かけしたい気分です!!
さて、今回はスレート瓦を塗装するにあたっての注意事項を説明いたします。
まず、スレート瓦は写真を見ていただくとわかるように、
縦の継ぎ目の隙間と横の重なり目の隙間(小口)がございます。
縦の隙間から雨水は入っていきますが小口部分から雨水が外に出る仕組みに
なっています。
また、スレート瓦の下には ルーフィングシート(防水紙)がありその下には野地板があります。
スレート瓦は釘で止められていますが、その釘はルーフィングシートと野地板を貫通しています。
そのまま塗装をすると雨水の排出口である小口部分が塗料で埋められてしまいます。
そのため昔は、塗料で埋まってしまった小口部分をカッターで切るという縁切り作業を行っていました。
しかし、暑い夏に塗料が溶け縁切りをしてもまたすぐに小口部分が埋まってしまいます。
そのため、現在ではタスペーサーというものを設置し小口部分に隙間を設けています。
この作業を怠ると、釘を伝ってじわじわと雨漏りしてしまいます。
雨漏りし、天井に雨染みが出るまでは3~5年かかるといわれております。
実際に塗装をしたことで雨漏りしてしまったという事例もありますので、
御見積書にタスペーサーの項目がないときは必ず確認することが大切です。
また、スレート瓦が欠損しているため一部だけ葺き替えることは危険です。
スレート瓦は釘で止めてあるため、スレート瓦を外す際には専用の釘抜で釘を外してスレート瓦を撤去します。
その際にルーフィングシートを傷つけてしまう可能性が高いです。
瓦は雨水を軒先に流すものですので釘が見えていないくらいの欠損でしたら
一部だけ鉄板を重ねるか、もしくはカルモルなどの補修材で補修することをお勧めいたします。
他の部分に比べると補修部分だけ劣化が早くなる可能性がございます。
最後に、屋根は簡単に見れるものではございませんので
年数の経っているお家は一度、外装劣化診断士に見てもらうことが
おうちを長持ちさせるためにも大切なことになります。
実際にはしごをかけ屋根に登ったり、最近では、ドローンを使って屋根の状況を見たりしてます。
店頭ではスレート瓦のサンプルなどもございますので興味のある方は
ぜひ、ご来店ください。
塗装の相談も承っておりますので
ぜひ、お問合せ下さい。